HOME >> スポーツ選手(競技者)の悩み
日頃から身体を鍛えているはずの貴方が、
なぜ怪我をしてしまうのでしょう・・・
ボールを投げる時に腕を伸ばそうとするには上腕三頭筋(上腕の裏側)の筋肉が縮むことで働きますが、伸ばさないように働く筋肉が上腕二頭筋(力こぶ)です。例えば、力こぶの筋肉に力を込めてボールを投げようとしても投げられません。自動車の急発進と急バックを同時に行っているようなもので「動けない」のです。この不合理な状態を「共縮」と呼びます。このような状態が、不必要な緊張を生み、脳を含めた身体各部の機能を乱し、これが身体の各部位の故障の原因となっています。
神経と筋肉の機能、神経と筋肉・腱の協調性の同時発達を求め、「共縮」状態のない身体を作ろうとするのが初動負荷理論、初動負荷トレーニングです。筋肉や神経の緊張が少ない状態を求めることでしなやかな動作を生み出し、関節や筋肉のストレスを解除でき、疾病・故障予防にも繋がります。
同じスポーツでも大きく違う選手寿命。
初動負荷理論が長い選手生活を支えます。
初動負荷トレーニングは、神経と筋肉の協調性を高めます。これにより、しなやかな動作が求められると同時に、血流や代謝の促進、老廃物の除去、身体のゆがみの矯正、関節や筋肉、そして精神的なストレスの除去で優れた効果が発揮され、様々な疾病、故障予防・改善に役立ちます。
プロ野球選手の山本昌投手、プロゴルファーの青木功プロをはじめ、野球、サッカー、騎手などのプロ競技者や、多くのオリンピック選手達が初動負荷トレーニングを実践しており、そのことが長い競技生活を支える一端を担っていると言えます。
最高のコンディションで試合に臨むことは意外と困難。
初動負荷理論で身体の状態をコントロールします。
初動負荷トレーニングを行うことによって、神経・筋機能の促進、関節可動域の拡大、筋肉の柔軟性の増大によって、瞬発力、加速度、パワーといったパフォーマンスの向上が期待できます。
また、その他にも効果として、血圧・心拍数の上昇を招かない状態での「代謝」の促進〔高血圧、糖尿病の改善、老廃物の除去〕、治癒力の向上〔靭帯損傷、骨折等の早期回復〕があげられます。翌日の過度な筋肉痛を伴うようなトレーニングでは無いので、競技前の実施、または競技後のクーリングダウンとしても行えます。つまりコンディショニングやケアにも使用できるトレーニングなのです。